コラム
ハンドクリームの主な成分ガイド
パッケージに書かれた成分名がわかると、ハンドクリーム選びがぐっと楽になります。よく見かける成分をまとめました。
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- うるおいを「与える」成分と、「逃がさない」成分がある
- 尿素は硬くなった角質をやわらかくするが、傷やひび割れにはしみることがある
- 成分名だけで判断せず、使い心地との相性も大切
保湿成分は大きく2つのタイプ
ハンドクリームの保湿成分は、大きく分けると「水分を抱えこんでうるおいを与える成分」と「肌の表面を覆って水分が逃げるのを防ぐ成分」の2つがあります。多くのハンドクリームは、この2つを組み合わせて作られています。
うるおいを与える成分
グリセリン
多くの化粧品に使われている、代表的な保湿成分です。水分をひきつけて肌にうるおいを与えます。
ヒアルロン酸
水分を抱えこむ力が高いことで知られる保湿成分です。表示名は「ヒアルロン酸Na」などになります。
セラミド
もともと肌の角質層にある成分で、角質の間で水分をはさみこむようにしてうるおいを保っています。ハンドクリームでは「セラミド」のほか、似た働きをするように作られた成分が配合されていることもあります。
尿素
うるおいを与えるとともに、硬くなった角質をやわらかくする働きがあるとされています。ガサガサした手やかかとのケアによく使われます。一方で、ひび割れや傷があるところに塗るとしみることがあるので注意しましょう。当サイトではアトリックス うるおいクリームやフェルゼア クリームMが尿素配合です。
うるおいを逃がさない成分
ワセリン・ミネラルオイル
肌の表面を覆って水分の蒸発を防ぎます。刺激が少ないとされ、乾燥がひどい部分の保護に向いていますが、ベタつきやすいのが特徴です。
シアバター
シアの木の実からとれる植物性の油脂で、なめらかな使い心地と保護力が特長です。ロクシタン シア ハンドクリームはシアバターを20%配合しています。
スクワラン・植物油
肌になじみやすい油分で、なめらかさを与えます。オリーブ油やホホバ油、マカデミアナッツ油などがよく使われます。
シリコーン(ジメチコンなど)
サラッとした使い心地にしたり、水をはじく膜をつくったりする成分です。水に強いハンドクリームによく使われています。
医薬部外品の有効成分
「医薬部外品(薬用)」のハンドクリームには、手荒れを防ぐなどの効能が認められた有効成分が配合されています。よく見かけるのは次のような成分です。
| 有効成分の例 | 主な目的 |
|---|---|
| グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸ステアリル | 肌荒れを防ぐ |
| ビタミンE(トコフェロール酢酸エステルなど) | 手荒れを防ぐ |
| アルブチン、ビタミンC誘導体など | メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(美白) |
成分を見るときの注意点
- 配合量の多い成分から順に表示されている(化粧品の場合)
- 同じ成分でも、処方によって使い心地はまったく違う
- 香料やアルコールなど、苦手な成分があれば確認する
- 初めて使うものは、腕の内側などで試してから使う
よくある質問
- 尿素入りのハンドクリームは毎日使っても大丈夫ですか?
- 多くの商品は毎日使えるように作られています。ただし、傷やひび割れがある部分、赤みがある部分ではしみることがあるので、その場合は使用を控えましょう。
- 無添加と書いてあれば肌にやさしいですか?
- 「無添加」は、特定の成分を使っていないという意味で、何を使っていないかは商品によって異なります。肌に合うかどうかは人それぞれなので、気になる人は試してから使いましょう。
成分の特徴を知っておくと、自分に合うハンドクリームを選びやすくなります。選び方の全体像はハンドクリームの選び方で紹介しています。