コラム

手荒れしにくい手の洗い方と拭き方

手洗いは毎日欠かせない習慣ですが、洗い方しだいで手荒れの原因にもなります。清潔さを保ちながら、手肌への負担を減らす洗い方と拭き方を紹介します。

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この記事のポイント
  • お湯ではなく、ぬるま湯か水で洗う
  • 石けんはよく泡立て、こすらずに泡で洗い、すすぎは念入りに
  • タオルで押さえるように拭き、指の間まで乾かしてからすぐ保湿

手洗いで手が荒れやすくなる理由

手の表面は、皮脂や角質層のうるおい成分によって守られています。手を洗うと汚れと一緒にこうしたうるおいも落ちるため、回数が多いほど手は乾燥しやすくなります。さらに、熱いお湯、石けんのすすぎ残し、ゴシゴシこする洗い方、濡れたまま放置することなどが重なると、手荒れにつながりやすくなります。

手洗いそのものは衛生のために大切な習慣です。回数を無理に減らすのではなく、「洗い方」と「洗った後」を見直すことで、手肌への負担を減らしていきましょう。

手荒れしにくい洗い方の手順

  • ぬるま湯か水で、手全体を濡らす
  • 石けんを手のひらでよく泡立てる
  • 泡をクッションにして、手のひら・手の甲・指の間・指先・親指・手首を洗う
  • 泡が残らないよう、流水で念入りにすすぐ
  • 清潔なタオルやペーパータオルで、押さえるように拭く
  • 水気が取れたら、すぐにハンドクリームを塗る

お湯の温度は熱すぎないように

冬はつい熱いお湯で洗いたくなりますが、熱いお湯は手のうるおいを落としやすくなります。触れて熱いと感じない、ぬるま湯を目安にしましょう。

泡で包むように洗う

石けんは、手のひらでしっかり泡立ててから使います。泡立てたネットや泡で出てくるタイプのハンドソープを使うのも便利です。爪を立てたり強くこすったりせず、泡を転がすようにやさしく洗うと、摩擦を減らせます。

すすぎ残しに注意する

石けんやハンドソープが肌に残ると、刺激になって手荒れの原因になることがあります。特に残りやすいのが、指の間、指輪の下、爪のまわり、手首です。流水を手全体にまんべんなく当て、ぬるつきがなくなるまですすぎましょう。

指輪をしている場合は、手を洗うときに外すか、指輪をずらして下までしっかりすすぐと、石けんや水分が残りにくくなります。

拭き方で差がつく

こすらず、押さえるように

タオルで手をゴシゴシこすると、摩擦で手肌に負担がかかります。タオルで手を包み、押さえるようにして水気を吸い取りましょう。

指の間・指先まで乾かす

手のひらや手の甲だけ拭いて、指の間や指先が濡れたままになっていることはよくあります。水分が蒸発するときに肌のうるおいも奪われやすいので、指を1本ずつタオルで包むようにして拭くと安心です。

タオルは清潔なものを

家族で同じタオルを長く使い続けると、湿ったままになりがちです。こまめに取り替えるか、ペーパータオルを使うのも一つの方法です。外出先では、ハンカチを持ち歩いて自然乾燥にまかせないようにしましょう。

洗った後はすぐに保湿

手を拭いたら、時間をあけずにハンドクリームを塗るのがいちばんのポイントです。洗面所や台所にハンドクリームを置いておくと、洗うたびに塗る習慣がつきやすくなります。量の目安や塗るタイミングはハンドクリームの適量と塗るタイミング、基本の塗り方はハンドケアのやり方で紹介しています。

日中、手を洗う回数が多い方は、なじみが早くベタつきにくいハンドクリームを選ぶと、塗り直しが苦になりにくくなります。選び方の考え方はハンドクリームの選び方にまとめました。洗い物や掃除など、手洗い以外の水仕事が多い方は水仕事・家事の手荒れ対策もあわせてご覧ください。

よくある質問

手肌にやさしいハンドソープに替えれば大丈夫ですか?
手肌への配慮をうたった商品もありますが、どんなハンドソープでも、洗えば手のうるおいはある程度落ちます。ハンドソープ選びと合わせて、泡でやさしく洗う、しっかりすすぐ、すぐ保湿するという流れを習慣にすることが大切です。
手を洗った後、ハンドドライヤーで乾かしてもいいですか?
使ってもかまいませんが、指の間などが濡れたまま残りやすいことがあります。乾き残りがあればハンカチで押さえて、早めにハンドクリームを塗りましょう。
洗うたびにしみる、ひび割れから血が出るときは?
手荒れが進んでいるサインかもしれません。セルフケアだけで様子を見続けず、皮膚科で相談してください。
まとめ

手荒れしにくい手洗いのコツは、「ぬるま湯・泡でやさしく・念入りにすすぐ・押さえ拭き・すぐ保湿」です。毎日何度も繰り返すことだからこそ、少しの工夫が手肌への負担の差になります。かゆみや赤み、ひび割れが続く場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

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